万田坑跡

2007年11月3日




三池炭鉱万田坑跡です。
1902年(明治35)〜1951年(昭和26)まで稼動してました。
国指定重要有形文化財(平成10)・国指定史跡(平成12)に指定されています。
明治時代の炭鉱としては、最大規模の炭鉱でした。

事務所です。立派な造りです。


施設の中に入っていくと、浴槽がありました。
10人で一杯になるような浴槽ですが、閉山時のものです。
最盛期には、もっと大きな浴槽があったそうです。

樹脂製?ゴム製?のような風呂桶です。


乾燥室と書いてありましたが?
中は黒く煤けてます。
ここで、衣服を乾かすと黒くなるように思えます。

どこもレンガ造りですね。歴史を感じます。


安全燈室ここも閉山時のため、比較的新しいですね。

貨車(炭函)です。


横穴の坑道でしょうか?運搬用のトンネルか?

枝分れしていますが、すぐに行き止まりです。

修理工場のようですね。
蔦が這い回って時間が止まっていますね。


これはボイラーでもあったのでしょうか?
アーチ上にレンガを組んであったようですね。
内側は耐火煉瓦で組んでありました。


レールが続いています。
採石した石炭を運んでいたのでしょう。


万田坑第二竪坑櫓です。錆びている所が歴史を感じますね。




どこもレンガの建物ばかりです。


廃墟と呼ぶにふさわしい、跡!


第一竪坑櫓跡です。
ここは埋め戻してなくてそのまま残っています。
深さは273mだそうです。

尚、万田坑跡にお越しの際は
事前(1週間位前まで)に万田炭鉱館(電話0968-64-1300)へご相談ください。
有料にて立会い説明をしてくれます。

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