三池港閘門

2007年11月3日



三池港です。
干満差が激しい有明海は大型船が停泊できませんでした。
團琢磨らが6年を掛けて作った閘門です。

事務所・操縦室です。

丸い柱が閘門です。

手前側の閘門です。今は開いている状態です。
これが合わさって港内の水を堰き止めます。
閘門のある為、三池港は干潮時でも8.5mの水位保て
1万トン級の船舶の荷役が可能になりました。

大金剛丸、石炭で稼動する蒸気クレーンです。

レンガ造りのスルーゲート、水位の調整をします。

スルーゲートの水門昇降用の歯車。

実は閘門は未だに現役で稼動しています。
荷役が無くても可動するそうです。
干潮時に開門し水がなくなると岸壁のコンクリートが迫出してくるそうです。
コンクリート壁を守る為にも、門を閉めて水圧を掛ける必要があるのです。

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