鹿児島巡in薩摩半島

2009年10月10日(晴)


2日目はココ

10月の連休である。
天気もいい、どこかに行きたい
しかし、体調がイマイチなので・・・


でも、やっぱりどこか行きたい気持ちが勝ってしまう
いつ具合悪くなってもいいように
今回は車で行くことにします。
(よって、走行写真はありません。)

朝5:30 出発
車なのでタンタンと走る
バイクと違い風を受けなので疲れが少ない
一気に鹿児島入りしてしまう。
鹿児島西IC〜谷山ICまで走り
下福元町を目指す。


目印は、観音様
観音さまの清泉寺に車を停め
道路沿いから下に下る!


いきなり目の前に現れます。
磨崖仏です。



金剛力士阿吽像とは
珍しいのではないでしょうか?
私は初めてでした。




高さ2.5m 1684年
時代の割には風化の具合が少なく、綺麗です。
顔もはっきりして、迫力が伝わってきます。


ここは清泉寺跡磨崖仏群です。
まだ、あるはずだけど??


反対を見ると川を挟んでまだある!
しかし、橋がない!(^^;)



清泉寺観音堂の観音様です。
高さおよそ10mぐらいあるでしょうか?
納骨堂の上に立っています。

川向こうの磨崖物を見に行かないといけません。
すぐ近くの国道沿いに小さな案内版を発見
注意してないと発見できない大きさです。
しかも入口は狭い。
離合できないような道を走り
川向こうの見慣れた景色を発見できました。



こちらには清泉寺跡の案内もありました。



地図を拡大して見ると?
左下に先ほど紹介した。
金剛力士像があります。


自然湧水の井戸です。
水神様も祭ってあり。
掃除用に使われているようです。
水の中には小魚が泳いでました。



石垣です。
雑草・苔で、よく見ないと判らないです。



向こう岸から見た磨崖物にです。
左が在家菩薩 右が妙有大姉
どちらも、戦国時代のものらしいです。
在家菩薩に近づきたかったのですが、雑草に阻まれ
これ以上は、無理でした。



廃寺のほうへ行くと
木々の中から 磨崖塔婆が見えます。



小さな川?溝?沿いに
磨崖仏が彫ってあります。



小阿弥陀仏 1251年



こちらは頭部のみです。
厳つい顔をしてますね!



本阿弥陀仏 鎌倉初期
彩色を施してあったそうです。
顔は廃仏毀釈の際に毀(コワ)されたようです。



下には水神様などが祭られています。



磨崖塔婆ですね。


鬱蒼とした竹薮の中を進んでいくと!


島津大和守久章之墓1647年です。
県下には類がない五輪塔です。



他にも石塔婆等が並んでいます。


五輪塔など

人気のない寂しいところですが
見事な磨崖物を見ることが出来ました。
ただし、今の時期はスズメバチが活発に飛んでいるので
各自、自己責任でお願いします。


続いては県道23県道に沿にある
最福寺向かいます。

お寺自体は新しく興味は薄いのですが、

この建物に用があります。



中に入ると大きな木造弁才天が鎮座しています。



大きさは高さ18.5mあり世界最大の弁財天です。
下にいる明王等が人と同じくらいなので
その大きさが判ると思います。


ここで、護摩壇が焚かれ
有名人では清原和博・金本知憲等が
護摩行に参加していました。

弁財天もススが沢山乗っています。



お堂の裏から
鹿児島市内・桜島が一望できます。


三重塔など興味を惹かれるのものもありましたが
参拝客が多くて今回は断念しました。


ここから少し走ります。
国道225号線を枕崎方面に
道の駅 川辺やすらぎの郷を過ぎてすぐに
岩屋磨崖仏があります。
清水キャンプ場が隣接しています。


案内に沿って進み、石橋を渡ると
磨崖仏群が現れます。


約200mの壁面に200もの彫り物があります。




磨崖仏とは呼ばれてますが、ほとんどが、磨崖塔婆




五輪塔などがほとんどです。



定規を当てたような印塔ですね。



とにかく、数が多いのです。




印塔です。
中央に梵字が彫ってあります。




こちらは直径1mほどの梵字ですね!



こちらにへ はっきりと文字を読むことができます。





吉田知山の彫った、十一面観音・阿弥陀仏です。
仏はこれぐらいでした。
これは、新しく明治時代のものらしいですね!



10月のというのに
彼岸花がまだ咲いてました。



ほとんどが磨崖塔婆ばかりです。



凸彫りで彫られているのもは、綺麗に残ってますが



線で彫ったものは風化して姿が判らなく
なってきていますね!









公園になっているので
磨崖仏を見るのには
足場もよくいいところですね!


磨崖仏からすぐ近くに

石橋があります。
地元の山さんの情報です。





名前など探してみましたが
何も残っていませんでした。

見る限り造りもいいので比較的新しいものでしょうね!

続いても山さん情報!(笑)
勝目に古い建物があると!

それがこれですね!
昔の作りで私は講堂を思い出しました。



中々、古い建物ですね!


ここは旧勝目郵便局でした。
右から書いてあるので、古いですよね!



二つあるというので見回すと?
屋根が古そうですよね!


塀の蔦の風情がありますが!



正面は新しい?(^^;)
建物自体は古いのですが
いまだ現役の病院でした。(^^;)(^^;)



更に南下して枕崎までやってきました。
茶畑と開聞岳が見えますね!
晴れていれば最高のロケーションですね。

県道34号線沿いに案内があります。
山道をクネクネ2分ほど走ると!


真言宗のお寺
国見山大国寺があります。



入口などは立派な雰囲気がありますが



バスが・・・・


中に入ってみると



いきなりのインパクトのあるお出迎え!





お大師様?



不動明王ですが
化粧が濃いように感じますが(^^;)



寺の住職の方が作ったのでしょうが?



沢山あります。

妖艶な音楽も響いていて
不思議な気持ちになります(笑)

















とにかく沢山(^^;)
説明できません。(笑)



この奥にもなにかありそうでしたが

人の気配があるので
進入は危険と判断して辞めました(笑)
(危険はないです。)


八十八箇所巡も



すぐに終わってしまします。
(御利益あるのか?)

異様な珍寺でした。<m(__)m>


ここから国道270号線を北上します。
吹上町まで北上して

少し迷いましたが

私らしく楠木を見に来ました。

直径1m以上の楠木が20数本あります。


しかも1度横に生えてから上に伸びているのですね!








面白いのは撮影点を中心に扇状に楠木が
倒れ生えているのです。






中心の大きな親木があったのではないでしょうか?



写真ではうまく説明できませんが
近くに来た時は是非寄ってみてください。
見ると、すごい雰囲気味わえます。



すぐ近くにある


おおなむち神社です。
漢字が出ない(^^;)





道路沿いで流鏑馬も行われようですね!



小さい石橋を渡り参拝(笑)



神社の右手に御神木があります。
南薩摩一大きな楠木です。



幹周りは6mぐらいでしょうか?



高さもまずまずですね!
願掛けの楠木らしく、3回程擦りながら
お願いするそうです。

蒲生に日本一の大楠と比べると
小さいですが雰囲気はいい感じの楠木です。


再び北上次の日置市で
石橋を見に来ました。



古い石橋のつもりで来たのですが新しい(^^;)
何回か流されて架け直されたようです。
鹿児島県一長い石橋で44.8mあります。



すぐ近くに石橋より気になるもの!


南薩鉄道の跡ですね!


こちらは橋脚が残っていていい感じです。



両岸には盛土と石垣が残っていました。







石橋もこちらから見るといい感じですね!


浜田橋と書いてありますね!
この年代の橋が見たかった!!


今では右側に国道用の橋が架かっていて
こちらは人道として使われているようです。

更に北上、国道から県道37県道に入ります。
伊集院で探しましたが
目的の建物を見つけました。


太田発電所です。


登録有形文化財・土木遺産に認定されています。
明治41年に島津家の自家用発電所として運転を開始、
15km離れた串木野神岡鉱山に送っていました。

今では九電の管理ですが


六角形の造りもいいですね!
すぐ隣に変電施設があり、中に入れないのが残念です。


最後は薩摩川内市内から北上
東郷町にある磨崖仏を探しました。
道が狭くウロウロ
小回りが利かない(^^;)
暗くなりかけにやっと発見

小路磨崖仏 1517年です。
年代の割には保存状態もよく
お顔もハッキリしています。



面白いのは案内にある灯篭


これ正面からは満月


側面は三日月に彫ってありますね。
これは、珍しいですね。

1日走り回って薩摩半島を1周した形になりました。(^^;)



走行距離 750km
2日目はココ

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