佐世保・松浦

2009年8月23日(晴れ)


連荘となりますが走ります。
朝6:00出発 一路西へ


日の出とともに動き出します。



荒津大橋ですが
朝が早いので休日なのに車が少ない!



1時間程走って、待ち合わせ場所に!
少し待たせたかな? 
バイクを見れば判りますね、りゅうさんです。
午前中空いているので、時間限定で付き合って頂きました。



唐津など、福岡から西はあまり走らないので
先導さんお願いします。<m(__)m>



唐津・相知・武雄と気持ちのいい道をつないで
快走することが出来ます。
朝も随分涼しくなり、メッシュジャケットだと
やや寒く感じますね。


武雄市内に入り先導さん交代です。


まずは、ここ武雄神社です。

本当は別の所に用があるのですが
りゅうさんがまた来たことないらしいので


武雄の大楠ですね!
県内第2位の楠です。
相変らず妖艶としてます。

続いてはバイクで1分
前回はパスしたので今回は寄ります。

やや、判り辛く探しましたが
入口発見!
こんな街中にあるとは(^^;)

 
塚崎の大楠です。
幹は折れて痛々しいですが
県内第3位の楠です。


 
ウロの中に入ることが出来ます。
樹皮との厚さが30cmもないですね。
いつまで、立っていることが出来るでしょうか?

まだ枝葉も元気がいいので
大丈夫だと思うのですが!!



武雄での、宿題を終わらせて
波佐見・川棚経由で南下します。

海岸線より案内もなく、判り辛かった!

無窮洞です。
響隊長が紹介してましたね!
1度見て見たいと思ってました。

ここは宮国民学校の先生生徒により彫られた防空壕です。


とても、子供たちの手で作られたものとは思えない作りです。
全校生徒600人が入ってたようですが
詰めて立ってギリギリだったのではないでしょうか?
奥のほうは酸欠になったこともあるそうです。



見事なデザイン



教壇はコンクリート製です。



今日の生徒は蟹!
沢山、壁について泡噴いてました。



回廊が作ってあり


当時、生徒の触れることが出来なかった
御真影棚



りゅうさんも懐かしいのか?(笑)
説明を真剣に聞いてます。



かまどですね。
これで全校生徒600人分を作るのは
たいへんだったでしょう!


かまどの脇には
避難階段がある山の裏に出ることが出来ます。
煙突の代わりにもなったでしょう!



調理台です。
まるで一人用のサイズですね!



ここを掘った道具も展示してありました。
クワやツルハシ・ノミなどです。
潰れた道具は鍛冶屋の生徒が作り直したそうです。



この階段から裏山に行けるのでしょうか?



昔はこの川はなく学校がすぐ側にありました。

貴重な戦争遺産ですね。
当時の生徒たちの生への力強さを感じました。



りゅうさんも、感じたよね??(^^;)



続いてはすぐ近くの
梅ケ枝酒造に行きます。
有形文化財に指定されていて
景観デザイン賞も受賞してました。

江戸時代から続く建物です。


中には焼酎・日本酒が販売してます。
昔の作りなので建物の中に入ると涼しいです。



これは、ラベル貼りの回転台
よく考えて有ります。



奥にはボイラー室や蒸留室などがありました。



昔は煙突があって
機銃掃射の穴が開いてたそうですが
煙突は見当たりませんでした。



ここで、お昼には帰宅しないといけないので
りゅうさんと判れることに!
りゅうさん、先導ありがとう助かりました。
また、御一緒しましょうね!


別れた私は一路、佐世保市内を目指します。

市内のやや北に位置する所に

眼鏡岩を見に来ました。
ここも響さんが紹介してましたが(^^;)
私もここに来たいと思いつつ2年経ってしまいました。



やっと、実物を見ることが出来ました。
伝説では鬼が昼寝をして伸びをした時に
両足で蹴って出来た穴だそうです。(笑)

旧藩時代には平戸八景の一つでした。



砂岩の岩のようで
階段も味わいありますね!


中央の柱部に掘られている
千手観音・梵字は巡錫していた
弘法大師の手によるもの、と伝えられているそうです。



しかし、自然の不思議さですね?


裏からです。



上に登って行くと
落書きだらけでした。(ToT)
せっかくの自然遺産がだいなしですね



よく見ると右のアーチに亀裂がありますね
いつまで、繋がっているのでしょうか?
倒れないで欲しいですね!!


続いては眼鏡岩より10分


泉福寺の裏山にある洞窟です。
国指定史跡です。


寂しい山の中を歩いていくと
洞窟が見え始めます。



イロイロな形の洞窟があります。



何でも縄文時代から平安時代まで
使われていたようです。



ここで出土した豆粒文土器は1万2千年前の土器で
世界最古の土器らしいです。
(1980年代なので今はわかりません)


続いては吉井町へ


立派な観音堂が建ってますね。


用があるのは、小さな門を潜った先



ユニークはお地蔵さんが迎えてくれました。



御橋観音寺です。
お寺自体有名ではありませんが
ここから見ると?



山肌に橋のような物が見えます。



歩いていくと、判り図らいですが
橋になっているのです。



こちらの方が判りやすいですね。
これも自然に出来た橋状の岩です。
不思議な橋です。



御橋の下は滝壺のような形状になっています。
昔は滝が在ったのかも知れません。
お不動さんが祭ってありました。



丸いすり鉢ような感じで
回りには地蔵さんが沢山いらっしゃいました。


県道40号線を通り

福井橋梁をくぐります。



間もなく 国指定 福井洞窟です。



こんなお宮なので通過する人も多いかと思いますが、



ここも、世界最古のハンドアックス(にぎりつち)約3万年?
遠すぎてよく判りませんが、発見されたそうです。



奥にはお稲荷様が祭ってあります。



この洞窟なんですね?



3万年ね〜? と思っていました。
しかし、案内版を良く思い出してみると?
16層?6m?どう考えて深さを表していますよね??
写真の左に金網に気付きました。



金網に囲われた穴が洞窟だったのです(^^;)
そこの方が3万年の地層なワケですね!(笑)


県道を戻り国道204号線を入ってすぐ


涼を求めて行きます。
この奥に潜竜ヶ滝があります。



水の流れが涼しげです。



どちらを行っても滝
距離もさほど差はありませんね!



途中の流れです。
これが滝かと思ってしまいましたが

さらに道は続いてるので歩きます。


 
これが潜竜ヶ滝です。
高さは20m ふた筋に分かれていて、男滝・女滝です。
北松浦八景の一つです。

適度な風と飛沫で気持ちのいい涼しさでした。



近くにはお不動様を祭ってありました。



帰り道には ハンミョウ


トンボ
水が綺麗だと、昆虫も沢山いますね!

涼んだところで江迎町まで北上しますが
目的の物件は辞めたのか?
見学は出来ませんでした。

休憩を兼ねて、道の駅たびらに行きます。
昆虫のモニュメントは塗装中でした。

休憩後次の目的地は南下するので
ルートを考えます。

山ばかり走ったので、海岸線を選択しました。

県道18号線をクネクネ南下!

次いでなのでここにも寄ってみます。

海岸では子供たちが水遊びしてました。



ここです、日本最西端のモニュメント!
実は初めて来ました(^^;)

なぜか端っこには縁がなかったのです。

以外に観光客が多かったで、そそくさと退散します。


最後はやはり石橋
西川内橋です。

大正9年(1920年)に完成
建設費4630円50銭 今ではお年玉ぐらい
人夫賃が1日2円 石工が3円だった時代です。
少し歪んではいますが
綺麗に組まれていますね。


竹田川護岸でこちらも綺麗に石積をしています。

これで、今回の目的は全て達成しました。

帰りは国見峠を越え海岸線を走り
下道で帰宅しました。

天気もよく歩くと干上がるようでしたが
何とか頑張れました。


走行距離  440km

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