六日市へ(車)

2009年6月28日(晴)


朝起きると外は今にも降りそうな雲行き
バイクに乗りたいが天気予報も午後からは50%越え

家でゴロゴロしていても仕方ないので
車でお出かけることにします。

身支度を済ませ10時に目的地も決めずに出発!
まずは、高速のICで右か?左か?
ETCゲートくぐり、最初に目に入った
左、山口方面に決定決定!

門司まで来ると天気回復傾向^^;

しかし、美祢までくると雲に覆われ
たまに、フロントガラスを濡らすぐらい

さて、行く当てもなく走って行く
最初は、高速を車で走るのはキツイな・・・
と、思っていたら美祢まで来ると調子出てきた^^;

山口過ぎて、島根の六日市ICまで走ってしまった!

Mappleは積んできたので、広げる
県道16号線沿いに一本杉を見つける
まずは、そこに行こう!!

山間の気持ちのいい道を15分走ると到着


水源会館・公園になっているようだ

案内板を見ると

太古の昔に河川の争奪戦があったらしく
本来は、宇佐川・深谷川も高津川だったのですが
争奪戦により、河川が分かれたようです。
こんな事があるのですね!
水は生命線であったことが分かりますね。

駐車場に車を停めると
目の前に 目的の杉が見える


一本杉である


杉の根元にあるのが
大蛇が池で、これが高津川の源流です。



25mプール程の広さの池ですが
高津川の一滴な訳ですね。

一級河川の水源が特定されることは珍しいそうです。


一本杉は高さ約20m 幹周り約5m 樹齢約1000年です。
県名樹百選に選ばれています。



水が湧いているので澄み切っています。
カエルも隠れるところがないですね。(笑)



トンボも繁殖期のようで
卵を産み付けてるのに
その隣で けなげにアピールしてますね

アオモンイトトンボ属のどれか
図鑑見たけど判別付きませんでした(笑)


こちらはダブルで産み付けていますね。


イトトンボも幼虫もヤゴなのでしょうか?
小さなヤゴでしょうね

テトラさん イトトンボもヤゴを飼育してみては??



公園の回りには
菖蒲が植えてありますが
盛りは過ぎてしまっています。



スイレンの葉の下では
カエルの恋争が始っていました。



杉木のしたの水源地は珍しいと思います。
水は飲んでみたのですが
かすかに、泥臭いかな?


来た道を戻り六日市ICを通り過ぎて間もなく
旧道面家住宅があります。

Mappleには、文化・文政の住宅とある
1800年前半の家が見れると期待して行きました。


こっ これが! そのようです^^;


屋根・壁どう見ても、真新しい^^;
藁葺屋根も張り替えた曲がりのようです。
日焼けさえしてないです。
縄も新しいし
壁も塗り跡が分かるほど!


たぶん老朽化が進んでいたのでしょうね。
残念です。

しかし、この住宅 窓と入口はここしかないのです。
暗い家に住んでいたのでしょうね!
空気も入れ替わらなくて息苦しそうです^^;


ここからは国道187号線を北上

道の駅 かきのした
ここで、トイレ休憩・水分補給


すぐ隣の川には
鮎釣やってます。
これだけ綺麗だと鮎も美味しいでしょうね!

ここまで来てMappleを広げます。

気になるところを見つけました。
ここからすぐのようです。行って見ます。

15分ほど走ると到着

どこかで見たことあるような?
teru君はすぐに判るでしょう!



CLICKしてください。大きな画像になります。
そうここは、大井谷の棚田です。
600年の歴史があるそうです。

teru君のツーレポを二日前に見て
いつかは行こうと思っていました。
何気に、すぐに来てしまいました。(^^;)


山奥の静かなところに棚田があります。



下の棚田の石は大きく


上に行くほど小さな石になっています。



道路沿の石積みは
凝った模様になってますね。


展望台駐車場の案内を見ると
棚田の最上部に史跡があるようです。

車で上まで行きましたが、民家に着いてしまいました。^^;
Uターンして邪魔にならないところに停めて歩きます。

5分ほど歩いた所に見つけました有りました。


助はんどう です。


大きな石に直径1.2m深さ30cmの窪みですが
干ばつの時にここの堪った水を飲み
大井谷の人々は生き延びたそうです。
はんどう とは方言で、水がめの意味だそうです。



棚田の上から見た風景です。
田んぼの先に橋が見えますね!


CLICKすると、大きくなります。
大井谷のループ橋です。

雰囲気のいい棚田で非常に静かな所でした。
ゆっくりと時間の流れる感じがいいですね!

県道3号線がいい道?とレポに書いていたので
鹿野目指して、3号線を走ります。
バイクではいいかもしれませんが
車には、ちょっと辛い道ですね。
クネクネが続き自分が酔ってきました(笑)

白井谷ってところで
大杉の看板見つけてしまって
進路変更、右折!
また狭い道で落石あるわ、Uターン出来ないし
突っ込むしかない(笑)
舗装の切れるところに
目的地があった(´▽`) ホッ



入口にケンポ梨の木
全然知らない木ですが
樹齢約250年 幹周り約2.2mです。
6〜7月に淡緑色の花を咲かせるそうです。
蕾のないようなので、花は終わってしまったようですね?



ここは愛宕神社(福岡ではない)です。


風情のある石階段を登ると
途中に大杉が見えます。


千年杉と呼ばれ
樹齢約1000年 幹周り約6.3m
根元周り約6.8mあります。

階段のすぐそばに立っているので、迫力満点です。
樹皮も妖艶な雰囲気をだしてます。

九州の巨木といえば樟が多いですよね
杉もありますが、
山口(中国地方)に入ると巨木となると、杉が多いですね
海峡一つで気候が違うのでしょうか??



階段を登ると拝殿があります。
拝礼をして賽銭を入れるところが
締まっていて投入できなかった^^;



本殿新しい感じですね。

まだ、大桂などあるようですが
見つけることは出来ませんでした。

このまま、鹿野、徳地とした道を走り
高速に乗って帰路に着きました。

車だと涼しく快適ですが
狭いところに入るのに勇気がいりますね!

マイナーな所へ行く時はバイクがいいですね

走行距離 440km
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