具雑煮喰ツーリング

2007年6月10日(晴れ)

マイナリストの掲示板に「ツーリングの計画無いですか?」と問いかけしていたのですが?
コメットくんが「長崎はどうですか?
」に たいようさん肥前Feさんが乗ってきました。
ならば、と言うことで 私がツーリング企画を立ち上げました。
他人任せであった為、提示が遅くなりました。

朝7時に古賀SAに7時集合です。
今回の北九班には、特攻隊長のゆうさんが参加です。
私は7時ピッタリに着いたのですが、もうすでに到着済みでした。(汗)
挨拶をして携帯を確認しましたが、参加者は変わらないようなので
少し早いですが7:10に出発することにしました。

この日の朝は冷え込んでいて気温も20℃です。高速を軽装で走るには寒かったです。
急ぐこともできず、80km/h〜100km/hで震えながら走行しました。

天気予報は快晴と言っておきながら、今にも雨が降りそうです。
二つ見える点は熱気球は飛んでいました。
降っても通雨と決め付けて私はカッパも置いてきました。(かなり不安で走っていました)

100km程走って川登SAで休憩しました。
寒さでまで二人ともトイレ次は熱い飲み物を買って体を暖めました。

まだ、天気は曇っています
今回はFZ-1で行きました。隣は特攻隊長のDトラです。

トイレの横で腹を空かせたのか猫が鳴いていました。
数匹の鳴き声がしますが、姿を現したのは こいつだけでした。


次は大村PAで写真撮影をしてすぐ出発しました。
この辺りで青空が見えてきましたね。

諫早ICに着いたのが9:20でした。
肥前Feさんがすでに、待っていました。
はじめて、御会いしますがブログで御会いしていますので
慣れ親しんだ友(失礼)ですね。
しかし、たいようさんがいません。ここに来ていると思いましたが?
もう来るだろうと待っていると?
後から?

料金所から出てきました。
何でも朝寝坊したらしいです。
子育てで忙しいのでしかたないですね。(ファイト)

9:35 肥前Feさんを先導に私・ゆうさん・たいようさんで出発です。
島原半島を反時計回りで島原目指して行きます。


天気も回復して海岸線が気持ちがいいです。

小浜温泉を通過
ゆうさんと私は給油する為にスタンドに寄りました。

たいようさんが肥前Feさんと何やら話しているな と思っていました。
スタンドを出て間もなく肥前Feさんが停車します。
???
海岸線を見ると

これはもしかして?

近くまで歩いて行くと!
禄太郎さんのHPに乗っていた笑える奇岩です。

後を振り返ると、さすがは特攻隊長違うルートでやって来ていました。

正面から見るとただの岩ですが
横から見ると笑える奇岩に見える所が面白いし不思議ですよね。

戻りながらゆうさんが発見!アメフラシですね。
はじめて、見ました。
たいようさんの気転で面白いものが見ることができました。

再出発して南下します。

口之津を過ぎて島原半島の最南端を回って間もなく
右折します。

石垣に十字架が見えます。
ここは、原城跡です。

島原の乱の終焉地です。
石垣以外は建物などは無いですが昔を偲んで

十字架

天草四郎
などが建てられていました。

今でも発掘をしているそうです。

十字架などが見つかっているようです。

櫓台石垣からは天草が見渡せます。

バイクに戻ろうと帰っていると、先頭のゆうさんの悲鳴が
「ぎゃぁーーーーーーーーーーーーぁ!」
ヘビがいたようですが、見たものはいません。
写真に収めようと探しましたが姿はありませんでした。
響さんがビックリするはずです。
私たちもビックリでした。近くの観光客も!(笑)

次は大野木場へ向かいます。
大野木場と言っても判らないでしょうが、
普賢岳の火砕流の跡と言えば判ると思います。
ここは今は「砂防きぼう館」ができていて当時の被害の記録が展示してあります。

これはラジコンのユンボです。
当時はいつ崩れてくるか分からない火砕流に為に
遠隔操作できるユンボ・ダンプで岩や泥を除去していきました。

火砕流に巻き込まれた大野木場小学校です。
普通に見えますが、近づくと

熔けて曲がった雨樋

熱で曲がったサッシなどが、当時の悲惨さを物語っていますね。

しかし、悲惨なだけでなく
このイチョウも火砕流の呑み込まれて焼けたと思われていたそうですが
見事に息を吹き返したそうです。
自然の生命力も負けてはいませんね。


集合写真を撮りましたが?各自のカメラが離れていたので目線がバラバラですね。(笑)

きぼう館の中は当時の記録 写真やビデオが無料で見ることができます。

上の展望台に上がると?
(・_・o)ン? (o・_・)ン? (o・_・o)ン?
ゆう監視隊長? いつの間に双眼鏡を?

私も見てみましたが異常なしでした。

ここから本日のメイン(私だけ?)姫松屋を目指します。
島原まゆはまロードを通って向かいました。
この道に入ってたいようさん
目覚めたかの様な走り、タイヤも新しく不安が無いのかガンガン行きます。
私も付いて行こうと思いますが少しづつ離され、下りに入ると見えなくなりました。(恥)
しかし、気持ちのいい道でした。みなさんも島原ツーリングに来た時はここはお勧めです。

姫松屋は島原城の前にあります。
ここで有名な物は

土鍋に入って出てくる

具雑煮です。

今から350年前、島原の乱の時に天草四郎が農民達に餅を兵糧として携帯して
山や海より、いろいろな材料を入れて雑煮として食べ約3ヶ月籠城し戦ったそうです。
これをもとに味付け趣向を凝らして作った郷土料理です。
昆布・椎茸などのダシと塩の絶妙なバランス他の材料も味・風味を出しています。
餅好きには堪らない料理です。
今回の目的はこれだけを目指していたので非常に満足でした。(笑)
肥前Feさん:御馳走さまでした。お気遣い感謝します。

続いて武家屋敷へここはバイクですぐです。


昔の町並みが残っています。
湧水が多く水が豊富な為、真ん中に水路がありますね。
でも、観光ではなく

これ、”かんざらし”です。
かんざらし粉(白玉?)を丸めて餅状にしたものを、
ハチミツ・黒砂糖などなどを混ぜた蜜と一緒にいただきます。
上品でスッキリとした甘さです。これもイケます。

食べる目的も達成したし、時間のいいので、多比良港に向かうことにしました。
着くとタイミングよく出航です。すぐにキップを買って乗船しました。

肥前Feさんには、ロクに挨拶もすることが出来ずに別れる事になってしましました。
肥前Feさん:島原案内ありがとうございました。
また御馳走さまでした。是非、北九州に御出でください。


乗船です。バイクは最初ですが、ギリギリの為最後となりました。
CBRはフルカウルで車輪止めに気を使っていましたね。

肥前Feさんが見送ってくれました。

島原ともお別れです。


僅30分の船旅ですが、いい休憩となり
再び元気が出てきました。

長洲港に到着
今度はたいようさんの先導です。

国道からイキナリ海岸線の裏道です。(笑)
たいようさんのおばさん家に寄って、ゆうさんがお土産を渡すと?
たいよう一家が出てこられ、お土産を戴きました。
Newフェイスのオチビさんにも 合うことできがました。
子供さんはみんな元気です。

南関ICから高速に乗るつもりだったので
途中で廃墟に連れて行ってくれました。
万田抗です。

平成まで創業していただけあって、まだ新しい所もありますね。
レンガ作りの建物は古そうですが
機械とかは新しいのでしょうから

ここは、申し込むと敷地内に入れそうだと、たいようさんが言ってました。


次に眼鏡橋に連れて行ってくれました。
明治6年の架設です。蔦の絡み具合がいいですよね。
橋下では子供が釣をしていました。


南関ICまで案内していただき、たいようさんともお別れとなり増した。
たいようさん、また遊びましょうね
広川SAで最後の給油・休憩しました。

大賞コロッケが売っていましたので。
最後のグルメをしました。
中がクリーミーで私はポテトがいいですね。

ここから一気に急ぎ帰ろうと思いましたが
風が強いです。私がふら付くぐらいだから
軽量車両のDトラは結構たいへんだったのではないでしょうか?
しかも、日曜の夕方車が多くてペースもほとんど制限以下でしか走れませんでした。

私は若宮ICで降ります。
ゆうさんはもうひとっ走りですね。

気合入れて走り去って行きました。


たいようさんからの頂き物、オームリンゴ

ふくやまメロンパンです。

今回私の計画の無いツーリングに付き合っていただきありがとうございました。
ゆうさんは朝から最後までありがとうございました。
肥前Feさんは、島原先導案内とお昼ありがとうございました。
たいようさん、荒尾の先導まさに地元の道でした。(笑)
またどこかに行きましょうね。


走行距離415kmでした。

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